こんにちは、みのっちです。
今回はムーランについてのお話しをしていきたいと思います。
僕の妻である「まこまん」オススメの作品である、『ムーラン』
僕は今回初めて観ましたが、とても面白かったです。

突然ですが、みなさんは自分って何だろうって思ったことはありませんか?
自分の存在意義とは?
人間の青年期と呼ばれる時期は自分探しの時期です。
いわゆる高校生から社会人になるまでの過程で、私たちは『自分とは何か』をよく考えます。
心理学的にはアイデンティティを確立させると言います。
ですが、社会に出ると『自分らしさを押し殺して働いている人』や『自分は社会に出て何がしたかったんだろうと悩む人』がいます。
自分らしさを確立しているのに、押し殺している人や迷子になってしまう人がいるのです。
今回は、そんなあなたにぜひ読んでほしい記事となっています。
では、ムーランから学ぶ、自分らしさを貫く人が輝く法則についてお話ししていきたいと思います。
- 自分らしさを大切しよう
- 自分らしさを貫くことは自己中心的ではない
- 自分らしさを貫く人こそ輝ける
【ネタバレ注意】ムーランのお話し
舞台は古代中国、中国の伝説『花木蘭』をモチーフにした物語です。
主人公のファ・ムーランは、着飾るよりも草原を走りまわることが好きな男勝りな性格の女性であった。
男は国護り、女は家守る。
この時代の女性は、良い家柄の家に嫁ぐことが名誉を守るとされており、ムーランも自分なりに良いお嫁さんになろうと努力するのでした。
その背景には、先の戦で足を負傷したムーランの父がいました。
ムーランは家族のため、どうにか嫁ごうとするのであった。
しかし、挿入歌『家に名誉を』でも言われるように、この時代の殿方が女性に望むのは「無口、忠順、働き者、育ちがいい、お淑やか」で、男勝りな性格のムーランは縁談を成功させることができません。
そんなムーランの想いを映し出すのが、挿入歌『リフレクション』です。
何のために生まれてきたの 私
ありのままの自分をごまかせない
水に映る派手な姿 知らない人に見えるわ
隠せないわ 自分らしさ
歌詞の一部を抜粋していますが、ムーランの気持ちを映し出しています。
そんな時、中原侵略を目論む騎馬民族が侵攻し、中国全土に各家男子一人の徴兵令が下ります。
ファ家には足の悪い父しかおらず、心優しきムーランは父の代わりに大切な髪を切り、男性として従軍するのでした。
この時代、女性が戦に出ることは国家反逆罪として罪に捉われる(死刑)ため、家族はムーランがもう帰ってこないと涙しました。
そんなムーランは軍の中で自分が女性であることを隠しながら、訓練の中でメキメキ成長していきます。
そして、騎馬民族との戦が始まります。
ムーランは奇抜な策で騎馬民族の撃退に成功し武勲をあげるのでした。
しかし、この戦で負傷し気を失ったムーランは女性であることがバレてしまうのでした。
隊長の計らいで、死刑ではなく軍を追放されることに留まったムーランでしたが、生き残った騎馬民族がまだ国王と狙っていると気づき、追放された軍を追うのでした。
同時期、軍は王国で騎馬民族を討伐した宴が設けられていました。
しかし、この宴に乗じて国王が騎馬民族に捉われてしまいます。
ムーランは軍に戻り、仲間を指揮して国王を奪還するのであった。
ことの顛末を知った国王は、ムーランの勇敢な活躍を称えるのでした。
長くなってしまいましたが、この作品の主人公であるディズニープリンセスのムーランから学ぶ、自分らしさを貫くことについて学んでいきましょう。
自分で決めたことを大切にする
ムーランは、本当の自分を追い求めていました。
自分を偽っても、本当の自分はごまかせないとわかっていたからです。
従軍する前、ムーランは自分らしさに気がついてはいませんでしたが、嫁ぐことが自分らしさではないことは知っていました。
このままでは自分らしく生きていけないと思ったからこそ、従軍する行動に出たのだと思います。
そして、ムーランは自分が決めたことを大切にして、訓練に挑み、武勲をあげるのでした。
きっと、他人に合わせて嫁ぐことを選択することもできたと思います。
訓練に耐えきれず帰省することもできたと思います。
ですが、ムーランは自分が正しいと思う方を選択しています。
それが結果に繋がっています。
これは自分を信じて貫いてきたからこそです。
自分で決めたことを大切にしてください。
そうすれば、自然に自分らしさが生まれます。
自分を偽って行動することもできますが、本当にそれで良いのか自分にきいてみましょう。
何かを変えたいなら自分を信じろ
今ある状況を変えたいと思うなら、自分が思う方法に進んだ方が良いです。
これは女性であるムーランが、当時男性は戦に出れないというルールを無視して行動したことから学ぶことができます。
周囲の意見に合わせていても何も変えることはできません。
何かを変えたいのであれば、自分を信じましょう。
そして、信じる方向に突き進んでください。
自分を貫いてください。
ムーランのように。
世の中には99対1でも1が正しい時もある
この時代、女は家守ると言われていたように、女性は嫁ぐことが当たり前でした。
この当たり前に当てはまらない人はどう思われるか知っていますか?
異質、特殊、変人、変り者、バカ、頭が悪い
こんな風に周りから見られたり、言われたりします。
ですが、周囲の意見が本当に正しいのでしょうか?
ここで大切なことは、正しさの判断を周囲に合わせてはいけないということです。
ムーランは父を思って男装して従軍します。
この行動は自分の正しさに従っています。
あなたは自分の正しさに反して行動をしていませんか?
たとえ99人が違うと言っても、1人が正しい時もあるのです。
だから自分を偽らないでください。いつだって自分を信じている人が前に進めるのです。
何かを変えたいと思う時こそ、自分を信じてあげましょう。
後で気がつくこともある
軍から追放されたときに、自分は父のために戦に出たが、結局は嫁げない自分にも何かできることがあったのではないかと思ったことが動機だったと悟ります。
僕はこれでもいいと思います。
後で自分の行動に気が付けるのは、自分の正しさに従って選択をしたからです。
自分の中の正しさに従って行動していても、時に自分の行動に疑問を持つことは必ずあります。
ムーランも偽る自分ではなく、自分らしさでできることがないのか考え、戦に行くことを選択しました。
本当は自分のために行動していたと知るムーランですが、これは非常に大切なことです。
なぜなら、自分の本当の想いに気が付けること自体が成長だからです。
自分の正しさを従っているとたとえ後悔したとしても、他人のせいにすることなく自分を内省することができます。
結果として自己内省できる人の方が成長できます。
自分を信じて突き進んだ人しか得ることができないものを手に入れましょう。
後で気がついたっていいんです。
自分を貫く人は自然と人が集まってくる
ムーランは最初は軍の訓練について来れず、仲間からも意地悪をされていました。
隊長からお前などいらない、家に帰れと言われてしまいます。
それでも、自分で決めたことをあきらめられないムーランは、高い柱の頂上に刺さった矢をおもりを付けて上る訓練を夜の間行うのでした。今まで誰もできなかった訓練に果敢に挑むムーラン。

そして、朝方ようやく矢まで手が届くのでした。
有名なシーンですが、これを機に周囲の仲間がムーランを認めてくれるようになります。
訓練についていけなかった仲間たちもどんどん上達していき、軍として戦える技術を身に着けていくのでした。
このように自分を貫き、努力する人には周囲の者を惹きつける力が宿ります。
そして、この人なら付いていきたい、こいつに賭けてみたいと思われます。
そうなれば、自然と人は集まってきます。
周囲の評価や考えではなく、自分が何を大切にしているか、どうしていきたいかを貫いてみてください。
そうすれば、きっと志を共にできる本当の仲間にも出会えると思います。
周囲に合わせることも大切なことだと思います。
ですが一度きりの人生、自分を貫いてみてもいいのかもしれませんね。
自分を信じてあげられるのは自分だけです。