皆さんはラブラブ夫婦ですか?
このラブラブというのは、家庭が円満ということではありません。
本当の意味でラブラブな関係かということです。
今自信を持って「YES」と言えられなかったなら、この記事を読む価値は十分にあると思います。
そして、可能ならこの記事の話を夫婦でしてみてください。本当にこの記事があっているのかは、夫婦で話し合っていただけた方が見えてくると思います。
私たちは新米夫婦ですが、夫婦関係についての著書をたくさん読んでいます。
これは、私たちが死ぬまでラブラブでいるために、ずっと勉強していこうと決めていたことと、「死産」を経験したことに由来しています。
おそらく、結婚してからさらに夫婦関係の勉強をしている人は少ないと思うので、その学びを皆さんに伝えていきたいと思います。
その一つとして、今回は「ありがとう」という言葉について説明していきます。
- 夫婦関係に悩んでいる人
- ありがとうと最近言ってない人
- ラブラブ夫婦になりたい人
- 「ありがとう」はラブラブ夫婦の第一歩
- 「ありがとう」を制すものは夫婦関係を制す
- 「ありがとう」の効果と使い方
「ありがとう」を習慣化しよう
ラブラブ夫婦になる秘訣ははっきり言うと一つではありません。
これをすれば絶対ラブラブになれるというものでもないし、タイミングや体調などもあります。
しかし、「ありがとう」という魔法の言葉は、ラブラブ夫婦の秘訣の中でもトップクラスに効果があります。
そして、ラブラブ夫婦ほど人生が何倍も楽しくなります。
子どもにも誇れる夫婦になります。
ちなみに、ここでいうラブラブは、ただベタベタしている関係ではありません。
お互いがお互いを気遣い合える夫婦のことです。
何かしてもらったら「ありがとう」
いつもやってくれることに「ありがとう」
「ありがとう」という言葉を習慣化させることで、ラブラブ夫婦を目指しましょう。
意外と忘れがちになってしまう言葉ですので、意図的に出すようにしていきましょう。
これから、「ありがとう」について詳しく話していきます。
「ありがとう」の反対語は「〇〇」
さて、「ありがとう」の反対語はなんでしょう?
ちなみに、「ありがたくない」ではありません。
「大きなお世話」でもありません。
答えは、「当たり前」です。
「ありがとう」と言う字は、「有難う」と書きます。
つまり、「有ることが難しい」と書くのです。
だから、「ありがとう」の反対語は「当たり前」なのです。
皆さん、結婚して今まで「ありがとう」と言ってたことが「当たり前」になっていませんか?
僕らは人間なのでどうしても慣れてしまいます。
でも、その慣れが一番危険なのです。
「当たり前」になっていませんか?
私たちは生活する上で、電気や水道、ガスなどのライフラインが「当たり前」のようにあります。
だから、日本人の多くはこの「当たり前」に感謝しません。
しかし、天災や震災でライフラインが途絶えた時、人は今まで「当たり前」だったことがありがたかったと気がつきます。
これが夫婦間でも起こっているのです。
自分の胸に手を当てて考えてください。
「ご飯ができているのが当たり前」
「洗濯された服が出てくるのが当たり前」
「ゴミ出しするのが当たり前」
「育児するのが当たり前」
「車があるのが当たり前」
本当にすべてのことが当たり前ですか?
あなたが、当たり前をしてくれる人と代わることは本当にできないのですか?
当たり前と思った瞬間、人はそのことに感謝しなくなります。
当たり前と思う心をまずは変えることが大切です。
この世に当たり前なことはありません。
まず、当たり前という考え方を変えなくてはラブラブ夫婦にはなれません。
「ありがとう」を思い出そう
僕らも出会って4年ほどになりますが、やはり「当たり前」に感じてしまうこともあります。
4年間の関係でも「当たり前」がうまれてしまうのですから、結婚して長い夫婦なら「当たり前」は多いんじゃないかと思います。
でも、「当たり前」を仕方ないと思わないでください。
私たちは時々、出会ったばかりの頃の「ありがとう」を思い出すようにしています。
「当たり前」になってることをありませんか?
思い出してください。
これは夫婦で話し合ってもいいですし、個人の意識を高めても良いです。
「ありがとう」と言えるようになるには、「当たり前」になっていることを思い出すことが近道です。
「当たり前」になっていることを見つければ、それを「ありがとう」に変換するだけで済みますよ。
最近、洗い物をしてもらっても「ありがとう」って言っていない気がする。
妻が洗い物をしていたら「ありがとう」って言おう。
日々、意識すると自然と「ありがとう」であふれるようになりますよ。
「ありがたいこと」に気づこう
そもそも、「何がありがたいのかわからない」という人もいるかもしれませんね。
しかし、その考え自体がおかしいのです。
仕事でお金を稼ぎ、家族に何不自由なく生活させてきたつもりの男性。
疲れて仕事から帰ってくるといつもご飯ができている。
それは俺が頑張って、妻が働かなくても良いようにしているから「当たり前」だ。
極端な例かもしれません。
ですが、このような考え方の人は少なからずいると思います。
毎日仕事で汗水流して稼いでくる。
とても大変だし、すごいことだと思います。
しかし、自分が働いているから妻が働かなくて済んでいる。
これは少し違います。
はっきり言いますが「頑張っているのはあなただけではありません」
妻が毎日ご飯を作ってくれている背景には、献立を考え、買い物に行き、料理をする過程があります。
付き合ったばかりの時に手作り料理を振舞ってもらったあなた。
この時に「ありがとう」と言いませんでしたか?
同じことをしてもらったのになぜ今は「当たり前」になってしまうのでしょう。
結婚しても、労働状況が変わっても料理を作ってもらったことに変わりはありません。
だから、「ありがとう」と言うのです。
旦那は毎日仕事をして、飲み会ばかりに行っている。
「仕事してるんだから飲んだっていいじゃん」って言うけど、仕事をするのなんて「当たり前」よ。
社会人なんだから。
奥さん、気持ちはわかりますけど、仕事を頑張ることは決して「当たり前」ではありません。
満員電車、上司と部下、責任などいろいろなストレスを抱えながら仕事をしています。
それを家庭に持ち込まないために飲み会をして、発散している可能性もあります。かたくなに行動を制限することもあまりよくないと思います。
そして、社会人だから働くのは「当たり前」
このような考え方も良くないのです。
自分の常識の中だけで人を判断することは非常に危険なことだということを覚えておいてください。
仕事をしてくれていることに「ありがとう」と言いましょう。
私の夫は看護師なので、女性との飲み会が多いのですが、結婚してからはほとんど行かなくなりました。
そういう行動変容は「当たり前」と思うかもしれませんが、「ありがとう」と言うようにしています。
毎日やってもらってることに、新鮮さを味わえなくなるのはわかります。
でも、やっぱりありがたいことですよね。
言ってみよう「ありがとう」、やってみよう『ありがとう週間』
つまり、普段からしてもらっていることすべてに「ありがとう」と言えるのです。
やってもらったことに「ごめん」と言うくらいなら、「ありがとう」と言いましょう。
しかし、普段から「ありがとう」と言っていないと言葉にするのが恥ずかしいかもしれません。
でも、そういう時こそ「ありがとう」と言ってみてください。
今まであまり言わなかった人が、突然「ありがとう」と言ったらきっと驚くと思います。
「どうしたの?」
「変なの」と言われるかもしれませんが、誰だって心の中ではうれしいに決まっています。
それでも恥ずかしいのであれば、おすすめの方法があります。
私たちが昔やっていた方法で、『ありがとう週間』というものがあります。
- 一週間を期間として継続する(日夜問わず)
- 日常生活で相手に無理やりにでも「ありがとう」と言う
- 自分も「ありがとう」と言われるように心がける
このようにルールを決めてやってみてください。
すると、こんな効果があります。
- ゲーム感覚で「ありがとう」が言える
- 「ありがとう」と言ってもらうために、少しムキになってそんな行動までする?というようなやり取りが起こるかもしれない。
- どうしたら「ありがとう」と言ってもらえるか考える
- 「ありがとう」と言うべきことに気がつくことができる
- 夫婦のコミュニケーションの機会もが増える
これで私たちは「ありがとう」というのが習慣化しました。
ゲームをしないと、「ありがとう」が言えないのかと思われるかもしれません。
ですが、やってみればわかります。私たちは意外と「ありがとう」と言ってないのです。
「当たり前」になっていなくても、「ありがとう」と言っていないことに気がつきます。
心の中で「ありがとう」思っているけど、言葉に出していないのです。
言わないと伝わらない
『ありがとう週間』をして、ありがとうと心の中では思っているけど、言葉にしていないと気がつきましたか?
「言わなくても伝わるだろう」
「心ではいつも感謝している」
これ、すべて伝わりません。
深く考えないでも、いつも口に出している人の方が残念ながら伝わります。
だからこそ、「ありがとう」を言葉で伝えてください。
結婚して一緒にいる期間が長くなると、これくらいは伝わっているだろうと思ってしまいます。
ですが、そんなことはありません。
ちゃんと、言葉で相手に伝えることを心がけましょう。
さいごに
ラブラブ夫婦に一歩近づけましたか?
私たちはいつもどうしたらラブラブ夫婦でいれるか考えています。
そして、子どもが憧れる夫婦になれるようにしていきたいと思っています。
皆さんもぜひ「ありがとう」を習慣化して、ラブラブ夫婦になってください。