うーん。
どうしたの?
なんか、トイレする時に痛いんだよね。
あー、それは膀胱炎かもしれないね。
時期的にも多くなる時期だもんね。
私はその日のうちに病院に行ってみました。
軽度の膀胱炎って言われたー。
でしょ?じゃぁ膀胱炎についていろいろ教えてあげるよ!
女性は多いし、放っておくのも良くないからね。
はい!よろしくお願いします。
この記事でわかること
- 膀胱炎について分かる
- 膀胱炎の注意点が分かる
- 膀胱炎の時の対処方法が分かる
膀胱炎って? 膀胱炎にも種類があります
膀胱炎は文字通り、膀胱で炎症が起きているという症状です。お風邪をひくと、のどが炎症したりしますよね?
つまり、膀胱炎はいわゆる膀胱の風邪のようなものです。
急性単純性膀胱炎
20~30歳代の女性に最も多くみられ、閉経前後の中高年の女性にも比較的に多い膀胱炎です。
今回の記事では急性単純性膀胱炎について話していきたいと思います。以下、急性単純性膀胱炎を膀胱炎と表記して説明していきます。
慢性複雑性膀胱炎
前立腺肥大症や尿路結石など病気が原因でおこる膀胱炎です。これは原因病を治療しない限り治りにくく、長期化する可能性があります。
間質性膀胱炎
いまだに原因不明の治りにくい膀胱炎です。膀胱に潰瘍や点状の出血が見られ、膀胱の痛みが特徴的です。中高年の女性に多く、男性や若い人でも発症します。
なるほど、いろいろ種類があるのね。今回私がなったのは、軽度の急性単純性膀胱炎ってことね。
膀胱炎の原因は? なぜ女性に多いのか
膀胱炎は、膣や肛門の菌が尿道を通って膀胱に入り、膀胱内で繁殖して炎症を起こします。
菌は大腸菌が全体の約80%を占めており、その他はブドウ球菌属などがあります。
膀胱炎の原因
- 過労
- 睡眠不足
- 風邪
- 夏場は細菌が繁殖しやすい
なので、風邪と同じように
疲れや抵抗力が落ちてしまう時になりやすいです。
そして、夏場こそ膀胱炎は発生しやすいのです!!
なぜ女性に多いのか
- 男性に比べて、尿道が短い
- 膣や肛門の距離が短い
- 上記のことに加えて、性生活も関与する
だから、女性ばっか膀胱炎になるんだね。
困った困った。
膀胱炎の症状
主な症状
- 排尿時の痛み
- 頻尿
私は排尿時の痛みだけだったなぁ。
その他の症状
- 尿が濁ったり、ピンク色になる
- 残尿感
- 下腹部の不快感
- 尿漏れ
など
こんな症状は注意!
- 38℃をこえる発熱
- 悪寒
- 腰痛
膀胱炎は基本的に高熱は出ません。
なのでこんな時は異常です。
腎盂腎炎という炎症が広がっている状態になっている可能性があります!!病院に行きましょう!!
ここまでなっちゃうこともあるんだね。放っておくのは良くないんだね。
そういうことです。治療と予防をしっかりとしよう。
膀胱炎の治療は
治療や大切なこと
- 適切な抗菌薬の内服
- しっかりと水分をとる
- 下半身を温める、保温する
これはやめましょう
- 刺激性の食べ物や飲み物をとる
- 香辛料、アルコール、炭酸飲料
- 性生活
膀胱炎は再発しやすい! 予防する方法
- 通気性の良い下着を着用する
- 整理期間中は清潔に保つ
- 排尿、排便後は前から後ろに拭く
- 排尿を我慢しない
- 性交直後は排尿を心がける
- 長時間トイレに行けない状態を避ける
女性の膀胱炎は、4割の人が1年以内に再発を繰り返すというデータがあります。理由の一つに治療不完全ということがあります。
そのため、上記の予防策を行うことはもちろん。
処方された内服薬はしっかりと飲み切ることを心がけましょう。
再発はいやだなぁ。
日常生活からちゃんと予防していかなきゃいけないね。
そうだね。そして今回の膀胱炎を通して、女の子の赤ちゃんにも関係あることを思い出したよ。
赤ちゃんのお尻ふきの方法あってますか?
お尻ふきについて?
そうそう。
人だって、こどもだって気を付けることは一緒だよね。
そっか。赤ちゃんのオムツ交換の時も、前から後ろに拭くのを心がけないといけないってことか!
正解!!
みずみずしいお尻ふきはしっかりと拭けるから、
仕事で使っててもいいなってものを載せておくね。
まとめ
女性に多い膀胱炎は、夏場時に増加します。
予防行動をしっかりとして、体調崩すことなく夏を乗り切りましょう。