全然いい表現が思いつかないよ。
ブログも全然進まないし。
いい表現が見つからなくて、文章が書けないんだね。
今時の人に多いボキャ貧ですね〜。
ボキャ貧って?
流行語とか身内の決まった言葉ばっかり使って、他の表現方法が身につかないから表現力が低下してしまうんだよ。
SNSでスタンプ使ったり、決まった略語ばっかり使っている現代人は多いね。
俺ってボキャ貧なのか。
「いつも言葉に詰まって文章を書くのに時間がかかる」
あなたもこんな悩みをもっていませんか?
書いている途中で、ペンが止まってしまいませんか?
そんなあなたはボキャ貧かもしれません。
普段文章を書くのにボキャ貧なんて致命的!
そう思ったあなたに向けて、今回はボキャ貧から脱出するための方法についてお話しします。
参考になれば嬉しいです。
もしかしてボキャ貧かも
自分がボキャ貧かなんてわからない!
そういう人がいると思ったので、以下の項目が幾つ当てはまるか数えてください。
- 会話で同じ言葉や単語ばかり使う
- 話が理解してもらえないことがある
- 会話がスムーズに進まない時がある
- ジェスチャーが多い
- 漢字が苦手or書けない
- コミュニケーションが苦手
- 「あれ」「これ」を多用する
いかがでしたか?
これはボキャ貧の特徴をまとめたものです。
2つ以上当てはまる場合は、ボキャ貧の可能性があります。
ひとつひとつ解説しても良いのですが、話が長くなってしまうので、なぜボキャ貧がダメなのか説明していきます。
ボキャ貧がダメな理由
「正直、ボキャ貧でも会話に困ってないから別にいい」
「友達とはいつも楽しく話せているし、盛り上がっているし」
そんなことを考える人は多いと思います。
ですが、実はあなたが知らない間に周囲をしらけさせている可能性があることをご存知ですか?
これからボキャ貧がなぜダメなのかお話します。
自分の伝えたいことを相手に伝えられない
ボキャ貧の決定的なダメポイントはここです。
できるできると思っていても、実は友達がいつも助けてくれていた可能性があります。
つまり、あなたの貧弱な表現を友達が補っているということです。
いざ見知らぬ人と話をする時に、どう伝えたらいいか困ることはありませんか?
ボキャ貧だと自分の考えを正確に表現することができず、伝えるのに時間がかかったり、最悪伝えられないこともあります。
そして、伝わらないことにいらだったりする傾向にあります。
一部の仲間しか伝わらない表現を繰り返していると、伝わっている気になってしまいます。
ですが、それは周りの人の助けがあって初めて成り立っていると再確認しましょう。
ビジネスシーンでは論外
職場の目上の人や取引先など、普段の言葉遣いでは失礼に当たるシチュエーションはビジネスシーンにおいては多々あります。
敬語、丁寧語はもちろんですが、挨拶や相槌、会話をまとめていく力など社会人基礎力というものが求められます。
今時の若者には窮屈に感じるかもしれません。
こんな礼節や伝統を重んじるのは日本くらいだ!
そう思うのも無理はありませんが、世界でも態度や節度は求められています。
「親しき中にも礼儀あり」と言うように、程よい距離感でコミュニケーションを取れる能力は社会人として大切なスキルです。
理解力・知的好奇心の低下
私は2年前にある難読小説を購入しました。
「いくら難読と言っても、小説なんだから読めるでしょ」というただの興味本位でした。
しかし、私はその小説をほとんど読むことができず、最終的に読むのが苦しくなり本棚の片隅にしまいました。
それから本を読む習慣がつき、今では全てを理解はできていませんが読み切ることができるようになっています。
このように、理解できない言葉に溢れると学ぶことをやめてしまいます。
これは非常にもったいないことで、勉強の機会を見逃してしまう可能性があります。
難しい話は避けて、難しい文章は読まないで。
このように理解力は低下し、知的好奇心も失われていきます。
人間関係の構築が困難に
まず考えて欲しいのですが、何を話したいかわからない人っていますよね。
その人の話って面白いですか?
場合によってはこちらの理解力不足もあるかもしれませんが、多くの場合愛想笑いをしたり、聞くふりをして終わりです。
これはビジネス社会では顕著に現れます。
これでは人間関係を構築することはできませんし、先輩から気に入られることもないでしょう。
社会人において先輩に好かれることは、得はあっても損はないです。
コミュニケーションで相手から距離を取られないためにも、ボキャ貧脱出は大切なのです。
ボキャ貧脱出テクニック
ブレインダンプ
ブレインダンプとは、とにかく関連する言葉、言い回し、言い換え方などを思いつくままに書き記していくボキャ貧脱出テクニックです。
これはプロのライターを実施している、脳の中に眠っている言葉を掘り起こす方法で、紙とペンがあればいつでもできます。
文章を書く時に手が止まりやす人はやってみてると効果絶大です。
簡単なので、参考にしてみてください。
- ペンと大きめの紙を用意します
- ブレインダンプするテーマを決める
- ひたすら書く
とにかく連想する言葉、言い回し、言い換えなどを思いつくままに書いてください。
すると、意外と言葉が出てきます。
つまり、言葉を思い出す粘りが足りなかっただけで、表現方法はあなたの中にたくさん眠っていることがわかります。
もっと追い込んでみる
さて、ブレインダンプに慣れてきたら今度は追い込んでみましょう!
タイマーを15秒でセットして、時間内に言葉を掘り出します。
追い込んで考える暇を与ずにどんどん言葉を掘り起こしていきましょう。
もっと追い込みたい人は5〜10秒でも良いと思います。
本や新聞を読む
ボキャ貧脱出のテクニックを紹介してきましたが、長い目でみて効果的なのは「本屋新聞を読む」ことです。
漫画も悪くはないと思いますが、流行りの言葉であったり、言い方が偏っている部分があるので、言葉遣いとかも含めると本や新聞がおすすめです。
さらに本や新聞は、会話のネタにもなります。
表現方法を学ぶ意味でも、知識を増やす意味でも効果的を言えます。
売れるコピーライティング単語帖
ブログを書いている人であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれない。
文章を書いているとどうしても手が止まるタイミングが出てくる。
そんな時は、「売れるコピーライティング単語帖」を手に取ってみても良いかもしれない。
私たちは即購入して、今も使い続けています。
特にビジネスで考えると、言い換えが難しいこともあります。
そうなった時は、この本を頼りにしています。
もちろん最終手段ですよ。
まとめ
百聞は一見にしかず
まずはやってみてください。
実はあなたの脳の中には、意外と普段使ったことがない言葉が眠っています。
それを引き出す訓練を日々行えば、必ずボキャ貧から脱出できます。
いい言葉を見つけていくことは、より良い文章を作ることと同じことです。
みんなに伝わる文章をこれからも一緒に目指していきましょう!