内容はわかりましたか?
ちゃんと理解しないと人の心を動かす文章なんて書けないよ!
今回は「書かない」3原則を一つ一つ解説していくコーナーになります。
第一弾は『あれこれ書かない』についてです。
もちろん、今回もメンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』を参考にお話ししていきます。
原則① あれこれ書かない
どうしてもブログを書いていると、あれもこれも書きたくなりますよね。
「文字数も増やしたいし、たくさん情報を載せたい!」
「せっかく見てもらうなら、たくさん伝えたい!」
そんなことを思う初心者ブロガーさんもいると思います。
ですが、これが心を動かす文章が作れない1つ目の間違いです。
たくさん書きすぎると、相手が想像してくれなくなるんだよね?
心を動かすためには、相手に想像を膨らましてもらう必要があるの。
だから、相手が想像してくれない文章では、相手を動かすことができないのよ!
情報不足は想像を働かせるスイッチ
人は受け取った情報が少ない時、想像や予測で判断する習性があります。
確かに言われてみると……という経験はありませんか?
車とか季節商品とか、ネット通販とかこれがあったら便利かなとか想像してついついポチっちゃうよね!
ブログの怪しい商材とかも、そういう心理をついているのか!
ブログの怪しい商材は、「損・得」や「お金を稼ぎたい」、「あなただけの特別」など心を意図的に動かす言葉も上手く使われているので一概には言えないけど、近いものはあるよね。
みんな稼げるようになるんだ!とか思いがちだもんね。
話がそれちゃったけど、人は情報を自分の経験や知識でおぎなおうとする傾向があるってこと!
さて、この情報が少ない時におぎなおうとする習性を逆手にとって、文章を考えていきましょう。
これからは具体的に想像を働かせるスイッチづくりについてお話ししていきます。
したくなる文章
文章を書くと、ついつい説明調になってしまいます。
ですが、これは間違いです。
読み手の心を動かす時、伝える文章では弱いのです。
「心を動かす」という言葉を多用しているように、伝わるだけでは足りないのです。
そのためには、文章を読んでつい「したくなる」ようにしなくてはいけません。
「お子様の成長を鮮明に」
こんな感じのうたい文句があれば、運動会でビデオカメラを構えて子どもの記録を残したいと想像が膨らむかな?
人によっては高画質で取りたいって人もいると思うから、軽量で三脚なしでも長時間構えられるビデオカメラなら運動会でも旅行でも使えるって思うかもしれないね。
あえて情報量を少なくする
いきなり、結論ですがあえて情報量を少なくすることが非常に効果的です。
「子どもと一緒にどこ行こう!?」
これはホンダのステップワゴンの新車発表時のキャッチコピーです。
もちろん「車を買ってください」というのが目的ですが、車という言葉も買ってほしいという言葉も使われていません。
しかし、この短い文章には、車を検討している家族層に『ステップワゴンを使って出かけている家族の姿』を想像させるスイッチが搭載されています。
これには、短い文章により読み手に想像をさせる「隙間」をあえて与えることで、
『自分の大切な家族と、(ステップワゴンで)どこかに出かけて楽しい思い出を作りたい。』
『こどもと出かけるなら、今の車よりステップワゴンに乗った方がきっと楽しい!』
と思えるように仕向け、購買意欲を駆り立てているのです。
でも、こんなキャッチコピー僕には作れないよ。
でも、こんな風に想像をさせる余白がある文章は、読み手の心を動かすってことだね。
私たちもいつかこんな風に誰かの心を動かすようなコピーを書きたいね!
自分が書きたいことを1つに絞る
では、私たちがまず文章を作る時に気を付けなくてはいけないことは何でしょう?
それは、伝えたいことを1つに絞ることです。
先ほどのキャッチコピーも、目的は車の購入を促すことの一つに絞られています。
私たちブロガーが記事を書くときも、1記事あたり伝えたいことを1つに絞って書くことが必要です。
そうなれば、書いてる途中で何について書けばよいか迷子になることもありません。
なので、記事を書くときに題名をしっかりと決めて書くことをオススメします。
文章は書く前から「良いもの」になるか「悪いもの」になるか決まっていて、それは主眼と骨子からなる構造的な作文法を身につけることって書いてあった!
ちゃんと読んでもらうために、何を書くか明確にして心を動かす文章を作っていくことが大切だね!
(意外と勉強していたのね……。)
心を動かすエンジンは相手の中にしかない!
文章は相手の心を動かすために必要なものです。
しかし、その心を動かすエンジンは相手の中にしかありません。
だからこそ、たくさん事前にリサーチをしておく必要があります。
相手の求めている言葉や情報はなにか、試行錯誤しテーマを決めて文章を作成していきましょう。
結局のところ、文章はそのエンジンを起動させるスイッチでしかないのです。
そのため、いくらスイッチを押してもエンジンが起動しない人もいます。
だからこそ、書き始める前から誰のエンジンを動かしたいのか明確にして、短い文章で読み手の心を駆り立てられるような文章を作る必要があるのです。